2015年

4月

30日

ニコライ・ホジャイノフ

というわけで(この前の記事の続き)、きょうはニコライ君の演奏を。

Nikolay Khozyainov(1992.7.17~ )

この演奏は2010年2月ということだから、このときまだ17歳ですね。

ショパン・コンクールより前ですね。


圧巻の演奏です。

もっと内容の深い曲を弾くときのアプローチや構成力などは、まだまだ発展途上なのかもしれないけど、この年齢でこのテクニックは群を抜いていますね。


私は昨年、彼のリサイタルを聴きましたけど、音楽に対する真摯な態度や、素直な感性がとても好感が持てました。

考え過ぎて磁界の狂った音楽の森に迷い込んだりすることなく、真っすぐ育っていってほしいなと、私が言うのもおこがましいですが、心から願っています。


上から目線じゃなく、母親みたいな気持ちかな(笑)

(2014年8月27日付に関連記事)

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2015年

4月

26日

ユリアンナ・アヴデーエワのピアノ

きょうは最近気に入って聴いているピアニストの演奏を。

Yulianna Avdeeva(1985~ )

ロシア、モスクワ生まれ。


2010年のショパン・コンクールの優勝者ですね。

アルゲリッヒ以来45年ぶりの女性の優勝者です。


2010年のショパン・コンクールといえば、ニコライ・ホジャイノフが一次予選は最高得点で通過しながら、本選のコンチェルトでは恐らく経験不足から入賞を逃したときですね。

そのときアヴデーエワは25歳、ホジャイノフは何といってもまだ18歳でした。

でも、とにかくレベルの高い大会で、最後までだれが優勝するかわからなかったそうです。


でも、この演奏を聴くと、なるほどそういう大会で優勝するだけの理由はあるなと思います。

実に抒情性にあふれ、繊細で自在なタッチ。

この曲は静かで抒情的な曲ですが、バラードやソナタを聴くと、女性である弱点を感じさせない、とてもダイナミックな演奏です。

そして何を弾いても知性も感じられ、品格もあり、既に大家のような風格さえ感じられます。

とてもバランスのいい、素晴らしいピアニストですね。


この2010年のショパン・コンクールでは、日本人は一人もファイナルに残れなかったんですが、ホジャイノフやアヴデーエワを聴くと、さもありなんという気もします。

目指している音楽の質が、初めから違うように思うんですよね。


ともあれ、こういう演奏を聴いていれば、私はとても幸せですけどね(笑)

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2015年

4月

10日

レッスン見学

きょうは見学の方がみえました。

事前に電話で年齢を伺ったところ、4歳ということなので、先週スタートしたやはり4歳のお嬢さんのレッスンを見ていただきました。


子供っていいですね。もう初めからお友達みたいに意気投合。

きょうみえたお嬢さんも、もうやってみたくてたまらないようなので、2人一緒に歌ったりリズム打ちをしたり。

その後、ピアノを弾くときは見ていていただいたんですが、自分も弾いてみたくて待ちきれない様子。


早速来週からスタートすることになったんですが、2人とも次の小学生のお嬢さんのレッスンが始まっても帰りたくなくて、お母さんに促されてやっとバイバイになりました。


これからが楽しみです(^^♪

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2015年

4月

06日

静岡まつり Fête Shizuoka

きのうは静岡の街に出掛けて、発表会のための楽譜を買って呉服町通りを通ったら、阿波踊りの列に遭遇しました。

静岡まつりをやっていることを、前日に気がついたんですよね(笑)

Je suis allée au centre-ville de Shizuoka.

J'ai acheté des partitions de musique à Cenova.

Ensuite j'ai marché dans la Rue Gofukucho.

J'ai rencontré la parade de Awa-odori.

J'ai rencontré la parade de Nebuta aussi.

Shizuoka a invité des groupes de danses régionales.


祭りのイベントの中で「日本のまつり」というものがあって、日本各地のお祭りも招聘したんですね。

最初は、「え? 静岡なのに阿波踊り?」って思ったんですが。

左の2枚は、帰りに静岡駅北口前で。

周りが暗いと、明るく照らされて綺麗ですね。

 

小雨が降ってあいにくのお天気でしたが、大勢の人で賑わっていました。

演者の方たちは濡れてしまってお気の毒でしたが。

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2015年

4月

03日

きょうのレッスン

きょうは小学生のお嬢さんが、めでたくバイエル下巻を終了しました。

理解力のある子なので、ピアノを始めたころの私の予測では、もっと早く終わると思っていたのですが、意外と時間がかかったなという印象です。


でも、一人一人事情は違うので、彼女の場合は毎日学童クラブで、その後もほかにも習い事があり、練習できる日が限られていたのが思ったより時間がかかった理由ですね。

でも、今月から学童は退会することになったそうで、今後は時間ができて期待できるんじゃないかと思っています。


きょうはその前に、新入会の4歳のお嬢さんもみえました。歌を歌ったり、リズム打ち、ドレミで歌ったりで導入したのですが、その間も鍵盤に触りたくて仕方がない様子。

それでは、というので早速右手の練習から始めました。

予想以上にスムーズにできて、なかなかいいスタートでした。


横のソファで見守るお母さんと、その膝には7カ月の弟がときどき声を立てています。

何だかほっこり温かい空気が漂っていました。


レッスンが終わってから弟さんを抱っこさせてもらいました。

温かくてやわらかくて湿っていて、絶えず腕の中で動いている重みが何とも言えないですね。


小さいお子さんには、本当に明るい「希望」を感じますね。

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