2021年
7月
25日
日
熱演が続いたショパン・コンクール予備予選も23日で終了し、日本時間24日の早朝に通過者の発表がありました。
500名ほどの応募者の中から、書類選考や演奏動画の審査で絞られた、当初は160名ほどと聞いていましたが、実際に参加されたのは151名のピアニストたちの演奏が12日間にわたって続きました。
いやあ、すごいですね。1人が30分ぐらい弾くんですよ。毎日Morning sessionとEvening sessionに分けて、それぞれピアニスト人生を懸けた方たちの真剣な演奏が続きました。sessionごとに毎回審査員の先生方も紹介されるんですけど、ずっと同じ顔ぶれで12日間ですよ。もちろんそうでなければ公平性が保てないでしょうけど、重労働だと思います。
私もできるだけ多くの方の演奏を聴こうと頑張って、まだ寝不足を引きずってますが、半分聴けたくらいかな。
アーカイブで聴けるので、今回通過された方たちの演奏で聴いてないものはできるだけ聴こうと思っています。
通過されたのは87名。そのうち日本人は14名です。
私が注目していた反田恭平さん、角野準斗さん、小林愛実さんは無事通過しました。あとロシアのニコライ・ホジャイノフも。
日本人のうち私が聴いてよかったと思う方でも、大分落ちていました。コンクールの予測って本当に難しいですね。
反田さん、小林さんは非常に集中力の高い隙のない演奏で、さすがでしたが、角野さんは緊張されていて、「木枯し」と「バラード2番」ではミスタッチもあったので、かてぃんファンは皆さん心配されたようです。
でも、ノクターンなどは角野さんらしいセンスのよさが感じられたし、「木枯し」「バラード2」は、ちょっと力が入り過ぎていたけど、熱量の高い演奏で、演奏後の拍手も大きかったと思います。
審査員はこの段階では細かなミスよりも、まだこの後も聴いてみたいピアニストかを見ているんじゃないかと思います。
そして、10月にまたワルシャワで1次予選、2次、3次とふるい落とされ、本選ではワルシャワフィルとコンチェルトを協演します。ショパンのコンチェルトは2曲だけなので、1番か2番かを選んで演奏することになります。
注目のピアニストがどこまで進めるか、興味が尽きません。10月はまた寝不足確定です。
オリンピックも始まりましたが、私はまだこのショパン・コンクールを引きずりそうです。
2回のワクチン接種を終えたので、同じく接種を終えた友人と、久しぶりにランチしてきました。
お料理は嫌いじゃないし、時間があれば手もかけたいけど、やっぱりプロがつくってくれたお料理は最高ですね。
体重も気になるけど、しっかり食べてこの夏を乗り越えたいと思います。
2021年
7月
22日
木
7月18日に、2度目のワクチン接種を済ませることができました。
1度目はその日の午後から打ったところが痛くなり、翌日夜ぐらいまでには収まりました。
今回は、やはり同様に痛みがあり、翌日は微熱もありました。きょうで4日目ですが、まだ腕の痛みはあります。打った位置より下のほうが赤くなって腫れ、痒みもありましたが、少し収まってきました。
テレビで「モデルナアーム」として紹介していた映像に似ていました。
私が受けたのはファイザーなんですけど、確率は低いけど、ファーザーを受けた人にもこの症状が出るとのことでした。
でも、それほど辛いというほどではなく、命に別状なければ、受けるメリットのほうが大きいですね。
これで100%安心というわけではないと思いますが、生徒さんのレッスンをする上でも安心感が全然違いますね。
さて、明日まで開催中のショパン・コンクール予備予選、500人ほどから書類審査や演奏動画の審査で絞られた160名余、質量ともに聴き応え充分で、オールショパンですから、いまショパンの海に溺れています。
無事に陸に上がったら、また感想を書きたいと思います。
2021年
7月
13日
火
きのうからショパンコンクールの予備予選が始まって、YouTubeでライブ配信されています。
時差があるので、あちらの午前の部がこちらの午後5時ぐらいから、夜の部が深夜0時ぐらいからです。
きのう確認したんですが、終了した演奏も後から見ることができます。
https://www.youtube.com/channel/UCSTXol20Q01Uj-U5Yp3IqFg
私が注目しているピアニストの演奏時間を確認しました。
7月16日(金) 17:00~ ニコライ・ホジャイノフ
7月20日(火) 03:00~ 反田恭平
18:30~ 角野隼斗
ニコライ・ホジャイノフは、前々回のショパンコンクールで最年少で本選まで進んだものの、惜しくも入賞できませんでした。今回リベンジなんですね。
反田さんは、アニメ「ピアノの森」で吹き替えのピアノを担当していたピアニスト。
角野さんは、YouTubeで「かてぃん」として人気の東大卒のピアニスト。
ちなみに、浜松のコンクールで2位だった牛田智弘さんは、予備予選は免除されているようです。
彼らがどこまで進めるか、とても興味がありますね。
そして、9月18日から始まると聞いていた一次予選からの日程も、変更があったり細かいスケジュールが決まったようです。
一次予選 10月3日~7日
二次予選 10月9日~12日
三次予選 10月14日~16日
本選 10月18日~20日
受賞者コンサート 10月21日~23日
すごいですね。これだけ勝ち進まないと。いま行なわれている予備予選も、1人30分間弾きますから。
相当な準備を重ね、コンディションを整え、そして精神力が必要ですね。
しかし、すごい時代になりました。チケットをとってワルシャワまで行かなければ聴けなかったショパンコンクールが、家にいながらにして、または移動中はスマホでも、リアルタイムで聴くことができるんですよ。
長生きはするもんです(笑)