2021年

10月

26日

久し振りの東京

新型コロナの感染状況が大分落ち着いたので、昨日、本当に久し振りに上京しました。

所用があり、もっと早く行きたかったんですけど、感染状況が悪い間はなかなか行けないですよね。

いつも利用していた高速バスも長い間運休になっていましたが、やっと1日2便ぐらい走るようになったので、日帰りで行ってこられました。

東京メトロ千代田線で表参道へ。

用事まで少し時間があったので、周辺を散策。

表参道なんて何年ぶりでしょう。

青山学院もあるし、道行く人は若い人が多いですね。

駅近くの紅茶専門店。フランス語でMARIAGEって結婚とか合体、FRÈRESは兄弟。

なんで?と思いましたが、東インド会社と共に東方貿易にかかわったマリアージュ家の子孫の兄弟が起こした会社だそうです。

私はフランスの紅茶と言えばFAUCHONしか知らなかったけど、ブレンドやお花のフレーバーを配合した紅茶で有名なんですね。

紅茶店の少し先を左に曲がって骨董通りに入ると、フランスの冷凍食品の店、Picardがありました。

日本に出店したとき話題になったけど、地方にいたら関係ないなと思っていました。

初めて見かけたのでちょっと入ってみることに。

いろいろな種類のパイやエスカルゴなど調理済みの凝った料理や冷凍野菜、デザートも豊富で、お値段も思ったほどお高くはない印象。

長距離移動なので買って帰るわけにはいかないけど、近くにこんなお店があったらお料理しなくなってしまいそうです。

宝飾品にさほど興味はないですが、ウインドウショッピングで眺めているだけでも、お洒落で綺麗なものには心躍りますね。

 

コロナ対策でバスもお客を制限しているようで、横も前後も空席だし、車もそう多くないのかほぼ予定どおり到着したし、快適な日帰り旅でした。

このままコロナの状況が落ち着いていて、また自由にお出掛けしたり人と会ったりできるようになるといいですね。

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2021年

10月

22日

コンクール終了

寝不足の日々が続いたショパン・コンクールも昨日結果発表があり、終了しました。

日本人では反田恭平さんが2位受賞、小林愛実さんが4位受賞という快挙でした。

この結果には納得ですね。

反田さんは1位かも、と思いましたが、1位のブルース・シャオユー・リウも素晴らしい演奏で、結果発表が2時間も押したことを考えても僅差でもめたんじゃないかと思います。

結果は以下のとおり。ネットから貼り付けておきます。

 

1位 ブルース・シャオユー・リュー (カナダ)   Bruce (Xiaoyu) Liu 24 ファツィオリ

2位 反田恭平 (日本)   Kyohei Sorita 27 スタインウェイ479

2位 アレクサンデル・ガジェヴ(イタリア/スロベニア)    Alexander Gadjiev 26カワイ

3位 マルティン・ガルシア・ガルシア (スペイン)   Martin Garcia Garcia 24ファツィオリ

4位 小林愛実 (日本)   Aimi Kobayashi26 スタインウェイ479

4位 ヤコブ・コシュリク (ポーランド)   Jakub Kuszlik 24 スタインウェイ479

5位 レオノーラ・アルメッリーニ (イタリア)   Leonora Armellini 29 ファツィオリ

6位 JJジュン・リ・ブイ(カナダ)    J J Jun Li Bui 17 カワイ

 

マズルカ賞 ヤコブ・コシュリク Jakub Kuszlik(ポーランド)

コンツェルト賞 マルティン・ガルシア・ガルシア Martin Garcia Garcia(スペイン)

 ソナタ賞 アレクサンデル・ガジェヴ Alexander Gadjiev(イタリア/スロベニア)

 

私の注目していた2人のピアニストはファイナルに進めず3次までで消えてしまったので、私自身はファイナルは半分熱が冷めてしまったんですけど、それぞれ個性豊かで大変な熱演でした。

5年に1度のショパン・コンクールですが、今回はコロナで1年延びて行なわれたので、次回は4年後の2025年になります。

次はどんな才能あるピアニストがあらわれるんでしょうね。

小林さんは2度目の挑戦で入賞をつかみましたが、次々と若いピアニストがあらわれるので、2度目は年齢も上がるし、決して有利にははたらかないんですね。

私が注目していたニコライ・ホジャイノフも前々回のファイナリストでしたが、今回はファイナルに進めませんでした。

同じロシアからもう1人、エヴァ・ゲヴォルギアンという17歳の女性ピアニストが共に3次まで進出していて、この人がファイナリストに選ばれました。

かつてのニコライの立ち位置が取って代わられた感じですよね。

エヴァは結果的に入賞は逃しましたが、きっと次回また出てくるでしょうね。

4年後も本当に楽しみです。

今回の演奏は全てYouTubeのChopin Instituteのチャンネルにアーカイブが残っているので、聴き逃した演奏もまだまだ楽しめます。

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2021年

10月

13日

ショパンコンクールいよいよ大詰め

ワルシャワで開催されているショパン・コンクールも二次予選の通過者が発表され、いよいよ明日から三次が始まります。

三次に進んだコンテスタントは24名。このうち本選に進めるのは10名です。

非常にレベルが高いので、誰が本選まで行けるのかは本当に予測が難しいですね。

 

きょう早朝の発表で、日本人は5人通過するという近年にない快挙だったんですが、多くの人がショックを受けたのは、そこに牛田智大さんの名前がなかったこと。

牛田さんは浜松の国際コンクールで2位だったので予備予選を免除され、この本大会の一次から参戦しました。

予備予選から演奏した人に比べ、一次から演奏するのはプレッシャーもあるのではないかと思いましたが、もう初めから音が違うというか、堂々たる演奏で、これは必ずファイナルまで進むのではないか、上位に食い込むに違いないと思っていました。

ほかの人も同様に感じていたようで、きょうの早朝の発表の動画に寄せられた多くのコメントのほとんどが、「なぜ牛田がいない?」というものでした。日本人からも外国人からも。

 

これがコンクールの難しさですね。

いろんな憶測も飛び交って、使ったピアノがスタインウェイでなくヤマハだったからじゃないかとか、その他もろもろ。

ご本人が一番ショックだったと思いますが、まだ21歳。チャンスはまだまだありますね。

ショパン・コンクールは全部終わった後に採点が公表されるそうですから、何が足りなかったのか問題だったのか、私たちも知りたいと思います。

 

日本人で残ったのは進藤美優さん、反田恭平さん、角野隼斗さん、古海行子さん、小林愛実さん。あと私の推しのロシアのニコライ・ホジャイノフも残っています。

 

一次、二次とも人数が多くて、なかなか全部追い切れなかったのですが、三次は24人ですから、しっかり聴きたいと思います。

ここまで来るとみんなテクニックもすごいし、個性もさまざまで、曲は当然オールショパンですから被ったりするんですが、それがまた聴き比べると面白いです。

 

まだまだ寝不足の日々が続きます。

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