2020年
10月
23日
金
先日、浜松に行くたびに気になっていて時間がなくて立ち寄れなかった楽器博物館にやっと行ってきました。
ここは駅前のアクトシティの一部(別棟)なんですね。
別の施設なのかと思っていました。
見た印象としては、陳列してある楽器の種類と数の多さにびっくりしました。
地域としてはアジア、オセアニア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパ。
管楽器、弦楽器、打楽器、そしてもちろん鍵盤楽器。
写真は撮ってもいいようで、たくさん撮りましたが、とてもここには載せ切れないので一部だけ。
浜松はピアノの町ですから、国産ピアノの歴史を辿る多くの鍵盤楽器が陳列されていて、開発・製作した方たちの情熱が感じられます。
右はリュートですね。この辺は知っているけど、見たこともないような面白い形のものとか、祭祀や行事に使うような大型で華やかな色彩のものとか、つくづく人間は人類の歴史の始まりから何かで音を出したりいろいろ工夫して音楽を生み出していったんだなと、感じました。
まだ見てない方にはお薦めの施設です。
2020年
10月
18日
日
先日、山宮浅間神社に立ち寄ったときに撮影した1枚。
「山宮浅間神社」が登録名称だそうです。
富士山本宮浅間大社の遥拝所から望む富士山。
冠雪した富士と青空の写真を撮りたかったんですが、あいにくの曇り空。
撮影はしたものの、このお天気ではね、とそのままに。
昨夜パソコンで開いてみたら、何とも幻想的なこの姿が。
やはり霊験あらたかなパワースポット富士の力かと、アップしておくことにしました。
改めて拝みたくなりました。何かいいことあるかな。
2020年
10月
14日
水
コロナ渦で、オンラインレッスンというものが注目されています。
直接対面しないでできますから、確かに便利な面はありますよね。
マスクも必要ないですし。
それとは違う理由ですが、最近、他県に暮らしている孫にSkypeを使ってピアノのレッスンをしています。
近所のお教室に通っているようなのですが、どうもあまりはかどっていない様子なので、見かねて週に1回だけ、曜日と時間を決めて私が見ることにしました。
初めての試みだし、そんなに本格的に環境を整えたわけじゃないので、ぼちぼちです。
こちらはノートパソコン、向こうはアイパッドで手と鍵盤が映る位置に固定してやっています。
長所も短所もありますね。
遠く離れていますから、こういうものがなければ聴いてあげることもできなかったはずで、その点ではありがたい時代になりました。
半面、もどかしい点もたくさんあります。
ほんの少し音がずれたりするので、一緒に弾いたり拍子をとってあげるのが難しいです。
あと、姿勢や手の形を直してあげたくても手を添えることができません。
私が1フレーズ弾いてみせて真似させたり、言葉で指示してあげるくらいですが、なかなか伝わらないこともあります。
でも、本人は曜日と時間を決めたことでその気になっているようで、時間になると向こうから呼び出してきます。
嫌がってる様子もなく笑顔なので、いまのところ滑り出しはうまくいってるのかな。
まだ時間が少し長くなると飽きるようで、勝手に「じゃあ、おばあちゃん、バイバーイ」なんて言い出します。
「コラコラ」って言うんですけど、画面の向こうに手が伸びるわけじゃないので、大体そこまでですね。
でも、レッスンの後で少し会話したり、長男家族の様子もわかるので始めてよかったなと思っています。
いろいろ工夫していけば、今後、うちの教室にも生かせる場面もあるかもしれません。
2020年
10月
03日
土
発表会が終わって1週間お休みでしたが、今週から再開しました。
レッスン初日の生徒さんのお母さんに、発表会のお礼ということできれいな花束をいただきました。
色合いがいいですね。
例年、発表会の後はみんな集中と緊張の後で気が抜けてしまうのか、練習不足の生徒さんが多いんですが、今年はいつになくみんなちゃんと練習してあって、嬉しい驚きでした。
火曜日に見えたお嬢さんは、「ちゃんと発表会の次の日から練習したんだね。偉かったね」とほめたところ、「だって、発表会のときうまく弾けなかったから」という答え。
私から見ると、その前の出来具合から見て、決して悪くない出来だったと思うのですが、本人はもっと弾けるつもりでいたらしく(笑)。
そう言えば終演後にお母さんと挨拶に来てくれたときも、何だか仏頂面で横を向いていたんですが、そういうことだったんですね。
でも、満足できなくてこれから頑張ろうと思っているなら、なかなか見どころがあります。これからきっと上手になっていくでしょう。
長年ピアノにかかわってきて私自身が思うことなんですが、つまるところ自分自身の問題なんですね。人がどう思うかではなく。
自分が納得いく演奏だったのか、そうでなかったのか。
納得いかなかったなら言い訳するのも意味がないことだし、黙ってその思いを胸に秘めて次に向かえばいいと思います。
満足できなかったことが、必ずエネルギーになりますから。
ほかのお子さんも、発表会がいい刺激になったようで、みんな張り切って練習しています。
コロナ禍の状況で、いろいろ気苦労や迷いはありましたけど、発表会をやってよかったと感じています。
私も生徒さんと一緒にまた次に向かいます。