2019年

4月

15日

「ピアノの森」完結

NHKのアニメ「ピアノの森」も、昨夜というか、きょうの早朝、23話と24話が放映され、とうとう完結しました。

原作の漫画を読んでいないので結末は知らなかったんですけど、何となくネットで目に入ってきてしまって、主人公の一ノ瀬 海がショパンコンクールで一位になって終わるんだろうなとは思っていました。

 

前半の12話と後半の12話の放映が半年もあいていたので、ちょっと忘れているところもありましたが、一人一人の若いピアニストの背景と関係性がドラマティックに描かれていて、なかなか面白くできていたと思います。

 

ピアニストが演奏するときの動きは、実際のピアニストの腕や指にセンサーをつけて忠実に再現したとのことで、とてもきれいに再現されていたところと、さすがに全部は無理なのか、ほとんど静止して音楽だけが流れているようなところも多く、ちょっと残念な部分も。

あと演奏シーンでモノローグが始まっちゃって、それで物語を動かしているので仕方ないんでしょうけど、ピアノを弾く人間からすると、そんな余計なこと考えたら手がとまっちゃうでしょ、とどうしても思ってしまう。

アニメ化するにはいろいろ制約がありますものね。

小説「蜜蜂と遠雷」を読んだときも、楽しめたんですけど、音楽を言語化するのはやっぱり無理があるので、作者はそれを承知で荒業をやっているんだろうなと。

 

まあ、それは置いといて。

ショパンコンクールに挑戦するそれぞれのピアニストの演奏を誰が受け持っているかについては、修平は高木竜馬さん、パン・ウェイは牛牛、レフ・シマノフスキはシモン・ネ―リング、ソフィ・オルメッソンはジュリエット・ジュルノー、また海の先生の阿字野壮介は反田恭平さんと、それぞれ公表されていましたが、主役の一ノ瀬 海だけは伏せられていて、一体誰が弾いているのか、ずっと話題になっていたようです。

 

物語は、事故によって手に怪我をしてピアニストとしての人生を諦めていた阿字野が、手術によって奇跡的に回復し、ショパンコンクールで優勝した教え子の海と共演する感動的なラストシーンで終わるのですが、私の想像では、反田恭平さんの一人二役ではないかなと思っているのですが。大外れかもしれませんけど。

NHKはこのまま公表しないでおくんでしょうか。

わからないと、みんなもやもやしますよね(笑)。

 

ピアノを勉強している子供たちにもぜひ見てもらいたかったんですけど、いかんせん深夜の放送で、録画までして見る人は少なかったかも。

もっと早い時間で、ぜひ再放送していただきたいものです。

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2019年

4月

08日

お花見

週末はお花見には絶好のタイミングでしたね。

このあたりは例年より少し遅かったような。

というわけで、高校の同級生数名と、県立大学の横にある広場にお花見に行ってきました。

お天気もよく暖かな日で、家族連れも大勢来ていました。

誘ってもらったときは、花粉アレルギーだし、「えー、外でお弁当食べるのー?」って思いましたけど、せっかくなので覚悟を決めて(笑)薬を飲んでから行ってきました。

やっぱり桜はいいですね。

離れて見てもふんわりピンクの雲のようで美しいし、近くで見ても優雅にして可憐。

参加してよかったと思いました。

 

1年に1回ぐらいは集まるお仲間なんですけど、話題は主に近況報告と情報交換ですね。

お花見の後は、公園の近くに住んでいる人のお家でおしゃべりの続きです。

みんなお弁当からフルーツ、お菓子までいろいろ持ち寄って、よく食べ、よくしゃべり、楽しい時間を過ごしました。

 

花粉の季節は家から出ないんですけど、薬も効いたようで、これなら毎年お花見しても大丈夫かな。

来年の桜も、また楽しみにしましょう。

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2019年

4月

06日

令和

新元号が発表となり、「令和」と決まりました。

一瞬「ん?」と思った人、多かったんじゃないでしょうか。

「和」はいいけど、「令」っていう字が日ごろ使われるのは、「命令」とか「号令」とかですよね。一番馴染んでいる「令」の使い方です。

でも、出典は万葉集の梅の花の歌の序文「初春令月、気淑風和」に出てくる「よき月」という意味と聞き、納得しました。

そう言えば「令嬢」とか「令夫人」とか、相手の身内を尊重して言うときにも使われますものね。

 

音としても「reiwa」って、きれいな響きだと思います。

いままでの元号に比べて新鮮な感じもします。

発表されてから数日経って、だんだん馴染んできました。

 

時代が変わりますね。

以前は「明治は遠くなりにけり」なんて言いましたけど、もう「昭和は遠くなりにけり」とか言われるんでしょうか。

そもそも「けり」なんて言わないか(笑)。

いまでも昭和はある感慨を持って語られていますが、平成もやがて郷愁を持って語られるようになるんでしょうか。

平成という時代、歴史の中でどういう位置づけになるんでしょうね。

 

とにもかくにも、昭和、平成、令和と、3つの時代を生きることになりました。

日本という国の「令和」も、それぞれの個人としての「令和」も、明るい未来が開けるといいなと思います。

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