2018年
9月
21日
金
先週、夜寝るのが遅くなってしまったんですけど、夜中過ぎに何となくテレビをつけたら、BSプレミアムでフランス映画をやっていました。
映像がとてもきれいだったので、遅いとわかっていながら、ついつい引き込まれてしまいました。
途中で、「あ、これは昔読んだプルーストの小説の映画化されたものだ!」と気づき、さらに、「あ、アラン・ドロンが出てる!」なんて気づいてますます引き込まれ、とうとう最後まで見てしまいました。
そして、最後にエンドロールが流れているときに、さらに「!!!」という発見が。
「字幕 ~~」というところに、はっきりと見覚えのある名前が。
昔、幼稚園から高校までレッスンに来ていて、その後、外語大のフランス語に進んだ生徒さんの名前でした。
夜中の2時に目がパッチリ。
同姓同名ってあるかなあ、と頭の中がぐるぐる。
やっぱり確かめないと落ち着かないと、翌日、十数年ぶりにお母様にお電話してしまいました。
やっぱり間違いなく、その生徒さんでした。
まだ数は少ないけど、NHKで放映する映画の字幕をやらせてもらっているとのことでした。
お母様も「久し振りに先生の声が聞けて」と喜んでくださいました。
私ももう長いことピアノの指導をしているので、延べにすると数百人の生徒さんの指導をしていると思うんですが、卒業して地元を離れてしまうと、その後どうしているかわからない人も多いです。
音楽の道でなくても、こうやって活躍しているのを知ることができるのは、とても嬉しいことです。
私もフランス語を勉強しているので、フランス映画はなるべく吹き替えでなく字幕のものを見ようとしているのですが、これからまたフランス映画をテレビで見る楽しみが増えました。
もちろん、ちゃんとエンドロールまで見なくちゃね(^^♪
2018年
9月
02日
日
昨日は、フランソワ先生の夏休み明けの初めてのフランス語のレッスンでした。
先生は毎年8月はフランスに帰省されるので、私たちのレッスンも1カ月お休みになります。
昨日は、休暇中のフランスで撮った写真をパソコンで見せていただきました。
先生はフランスでも東のベルギーに近いところに実家があるんですが、西のブルターニュ地方のキブロン半島に別荘があって、子供のころから家族で3カ月ほどバカンスを過ごしていたそうです。
今回も主にキブロンにいたそうで、写真はキブロンの海ですね。
ムール貝やマテ貝などいろんな魚介が自由にとれるので、調理して楽しむそうです。
町ではイワシ祭りも開催されるそうです。
これはキブロンからあまり遠くない町の風景だそうですが、絵はがきみたいにきれいですね。
こんなところをのんびり歩いて風景を眺めていたら、それだけで心が満たされそうです。
それにしても毎年3カ月って、日本人にしたらとっても贅沢ですよね。
高校生のころ、サガンの「悲しみよこんにちは」を読んで、カルチャーショックだったんですが、あの小説も夏のバカンスの間、海辺の父親の別荘で父親とその婚約者、愛人、主人公とそのボーイフレンドなどの間で起きる出来事を描いているんですね。
3カ月も海辺で時間を忘れて過ごしていたら、そりゃいろんな恋模様もあるわな、と思った高校生の私でした。
先生はご家族や親族と、楽しく過ごされたようです。