2016年
12月
31日
土
2016年が、暮れようとしています。
きょうは夕方、長男家族が帰省したので、さっきまで賑やかだったんですが、孫とママさんが就寝し、うそみたいに静かになったので、いままでEテレの「クラシック・ハイライト」を聴きながら過ごしました。
子供のころは家族揃って「紅白歌合戦」を見るのが習慣でしたけど、私はこの「クラシック・ハイライト」を聴きながら静かに年越しするのが好きです。
家族が寝静まってくれないと無理なんですけどね(笑)
いろんな出来事があった2016年、新年は明るい出来事の続く1年でありますように。
今年、ここに訪れてくださった皆さん、ありがとうございました<(_ _)>
これからもこんなペースで続けていこうと思っています。
皆様も、どうぞよいお年をお迎えください。
2016年
12月
29日
木
気がついたら今年もあと残り2日。
20日を過ぎるとどうも加速度がつきますね。
今年は個人的には特に大きな出来事はなく、平和で健康に過ごせた年だったんですが、世の中は実にいろんな出来事がありましたね。
オリンピックの興奮もまだ記憶に新しいし、小池都知事の誕生と東京オリンピックに向けてのさまざまな課題や豊洲市場の問題、日本と諸外国とのさまざまな課題もあります。
でも、私が特に大きな出来事と感じているのは、イギリスのEU離脱とアメリカ大統領選でのトランプ氏の勝利かな。
漠とした不安を感じますね。
もしかしたら今後の世界全体にとって、とても大きなターニングポイントになるかもしれません。
何年後かに振り返ったとき、この出来事がどういう意味を持つことになるんでしょうか。
世界のリーダーたちは、地球の将来に対してとても重い責任を負っていますね。
いまでも戦火の下で命を落としたり傷ついたり、親を亡くしたりしている子供たちがいます。
ピアノを弾いたり音楽を楽しむ生活ができている私たちはとても幸せですが、一生そんな暮らしができない子供たちもいる。
2018年こそは、全ての子供たちが安心して学んだりスポーツや音楽を楽しんだりできる、そんな世界に近づくための一歩になる年であってほしいと願います。
願っているだけで何もできないんですけど、それぞれがいまここで、自分にできることに丁寧に向き合っていくことが大事かなと思います。
そんなことに思いを馳せる年の瀬です。
2016年
12月
23日
金
子供たちが冬休みに入ったきょう、恒例の教室のクリスマス会をしました。
中高生はスケジュールを合わせるのがなかなか難しいので、小学生と就学前の生徒さんたちです。
残念ながら発熱で参加できなかったお子さんもいましたが、元気な子供たちで教室が一気に賑やかになりました。
まず、それぞれきょうのために練習してきたクリスマスソングその他、順に演奏しました。
私も3人ほど連弾のお相手をしましたよ。
ソロの子たちには、「発表会じゃないし、あまり緊張すると楽しくないから楽譜は置いていいよ」と言ったのですが、自発的に暗譜で演奏する子もいて、やはり人前で弾くということになると気合が入りますね。
みんなレッスンのときより上手に弾けました。
それからパソコンで私のお気に入りの動画を2つ鑑賞。
ユジャ・ワンの「熊蜂の飛行」と、ホジャイノフの「スパニッシュ・ラプソディ」です。
みんな「すごーい!」と口あんぐり。
本当は抒情的なしっとりした曲も聴いてもらいたいんですけど、みんなで集まってすっかりテンション上がってるので、静かな曲はなかなか落ち着いて聴けないかなと思い、インパクトの強い短い演奏を選びました。
その後はジュースとケーキで乾杯です。
みんなで来年の目標や将来の夢も語り合いました(笑)
それから音楽カードで遊びました。
順にカードを引いてト音記号やヘ音記号とドレミファソまで順に並べるとか、和音をつくったり。
これも毎年、結構盛り上がります。
予定の時間が経つのが速く、最後は私からささやかなプレゼントを配って閉会。
もっと遊びたいなと思うくらいがちょうどいいかな。
ピアノのレッスンは基本1人ずつで、近年は決まった時間に来てレッスンを受けては次の人と交代で、ほかの子の演奏を聴いたりする機会も少ないので、きょうのような機会にみんなと顔を合わせたり、ほかの人の演奏を聴いてちょっと刺激を受けるのは必要なことじゃないかと思います。
きょうで今年のレッスンはほぼ終わり。
来年はまた新しい気持ちで、さらに飛躍できるよう、子供たちも私も頑張っていきたいと思います。
2016年
12月
18日
日
10月に行って、おいしかった常盤公園近くのお蕎麦屋さん「たがた」にもう一度行きたくなり、お友達と待ち合わせしたのですが、行き違いがあって合流できたのは予定の1時間後。
「たがた」はお蕎麦が売り切れ次第終了というお店なので、きょうは諦め、急遽、静鉄電車の日吉町駅近くの「つむらや」に変更しました。
古民家を移築した建物だそうで、お店の内部もなかなか風情がありました。
着いたときにはお店の前に何組か行列ができていて、人気のお蕎麦屋さんなんですね。
でも回転がよく、さほど待たずに入店できました。
きょうは忘れずに食べてしまう前に写真撮りましたよ(笑)
私が注文したのは、人気の「ふくわうち」というセットメニュー。
上左から「生麩揚げと鶏肉・椎茸煮」「変わり蕎麦(ゆずきり)」「桜海老かき揚げ」
下左から「蕎麦スプラウトと鰹節」「磯おろし」
「ゆずきりはそのまま、あとの4つはおつゆをかけてください」ということでした。
いろいろ味わえてお得なセットです。
お蕎麦はしっかりして硬めでした。私の好みではちょっと硬過ぎだったかも。
蕎麦の香りはそれほど感じませんでした。
一番おいしかったのは「ゆずきり」かな。これは柚子の香りがとてもよかったです。
あとは生麩揚げの食感がよく、おいしかった。
桜海老は家でもよく揚げるので、まあ普通においしかった。
ちょっと残念だったのは、「そのまま食べてください」という「ゆずきり」をまず2、3本つまんだところ、全部塊になって持ち上がってしまいました。ゆすってほぐそうとしたらドボンとおつゆの中に落ちて、セーターの袖におつゆがはねてしまいました。
さらに「スプラウト」のと「磯おろし」は器も冷たくて、冷蔵庫に入っていたのかなと。
かき揚げと揚げ生麩は温かかったので、揚げたばかりだと思うんですけど。
私が注文した「ふくわうち」は人気のメニューで次々と注文が入るので、前倒しで用意してしまうんでしょうか。
すごくはやっているお店で回転よくするためにつくり置きするのかもしれないけど、できれば注文を受けてから茹でてもらいたいですね。
お蕎麦のレベルは高いし、メニューも工夫されているんですが、供し方が残念かな。
列ができている割に待たされなかった理由もわかった気がしました。
それぞれ好みはあると思うけど、私は「たがた」に比べるとかなり差があるなと感じました。「たがた」も1回行っただけですけど。
でも、行ってみなきゃわからないので、きょうは経験のために。
次はぜひまた「たがた」に行きたいです。
来年ですね。食べたのは「ふくわうち」ですけど、来年のことを言うと鬼が笑っているでしょうか。
2016年
12月
15日
木
録画してあったNHK「クラシック音楽館」で放送されたユジャ・ワン(Yuja Wang 王羽佳)のショパン、ピアノ協奏曲第2番の演奏を聴きました。
世界的に今、大変人気のあるピアニストなんですね。
私が最初に彼女の演奏を聴いたのは、BSプレミアムの「クラシック倶楽部」でした。
とにかく圧倒的なテクニック、女性とは思えない強靭なタッチと音量。
そして、一度見たら忘れないような仰天する舞台衣装(笑)
ぎりぎりミニスカートに高いピンヒールと厚底のパンプス。
いつもとにかく露出度が高いんです。
ただ小麦色の肌とアスリートのように引き締まった体で、いやらしい感じや官能的な感じは全くないんですけど。
今回はロングドレスでしたが、前がウエストのあたりまで割れていて、背中も大きく開いていて、もちろんそれでは安定しませんから、フィギュア・スケートの衣装のような肌色の薄い布がついていましたけど、そこまでしてもこういうデザインのドレス着たいのかな。
いつも彼女のドレスは物議をかもすらしく、擁護派と批判する側とあるようです。
私は批判するというよりは、消化できないというか(笑)
これもピアニストとして売り出すための手段の1つでもあったのか。
でも、彼女自身がこういうドレスやピンヒールにはこだわりがあるようですね。
ヨーロッパのような伝統を重んじる国々の出身ではないからできるのかもしれません。
経歴を見ると、仙台のコンクールで3位を取っているくらいで、大きなコンクールの受賞歴はないんですね。
でも、大変な人気なので、受賞歴ももう必要ないのかな。
演奏のほうは、やはり素晴らしいテクニックで、しかも正確無比。音色も美しく、非常に高度な演奏でした。
その圧倒的なテクニックで若いときのアルゲリッヒと比べられたりもするらしいですけど、でも私は昔、上野の文化会館で聴いた小澤征爾指揮、新日フィルと協演したアルゲリッヒのこの同じショパン、ピアノ協奏曲2番が、この曲の演奏では比類ないものと思っているので、あくまで私の中でですが、そしてユジャ・ワンはもちろん素晴らしいんですが、私の中でそれを超えることはないです。
とにかく弾けちゃうんですよね。速いパッセージもパラパラと硬質な輝きを持った音色で美しいのですが、私の感覚ではこの曲はもっと膨らみのある深い音であってほしい。
20年、30年後のユジャ・ワンがどういう音色を奏でているか、そしてそのときも彼女が今のようなドレスとピンヒールを身に着けているのか、興味のあるところではあります。
これはyoutubeにアップされていたスカルラッティのソナタ。
こういうものは気持ちよく聴けて、とてもいいと思います。
2016年
12月
11日
日
昨日は、フランス語のクラスの皆さんと、鷹匠町にあるレストラン「ソレイユ」で忘年会でした。
フランソワ先生が「忘年会やります」っておっしゃると、何だか不思議。
フランスに忘年会はないんじゃないかな。
あるとしたらクリスマスの集まりかな。
まあ先生、日本でもう長いのでね。
このお店ができた当初(18年前だったかな)から、先生お気に入りらしく、「おいしくて、お値段も高くないです」ということでした。
静鉄電車の新静岡からも日吉町からも近くて、行きやすい場所でした。
中にはクリスマス・ツリーも飾られて、親しみやすい感じのお店でした。
先生は何カ所かで教室を持っているので、今回は初めて合同のランチ会でした。
女性ばかりかと思いましたが、年配の男性も2人いらっしゃって、お1人はもうフランス語歴18年ということでした。
継続することは大事ですね。
発泡の白ワインで乾杯して、その後はオードブル、スープ、写真左のメイン・ディッシュ、右のデザートとコーヒーのコースでした。
オードブルはリンゴやキウイなどのフルーツとピクルスの上に生ハムを載せたもの。
スープはピンク色で、赤蕪のクリームスープでしたが、例によって「あ、写真」と言ったときにはもう胃袋の中でした。
メインの骨付き牛肉の煮込みは、ちょっと甘いベリー系のソースでおいしかったです。
デザートのころになって、先生が「1人ずつ、自己紹介と好きなフランス語の言葉か文章を言いましょう」とおっしゃって、急なことでちょっとドキドキ。
どうしようかと思いましたが、私は無難なところで「la musique」と答えておきました。
ついでにこのお仕事のことも言えたし、音楽そのものも「ラ・ミュズィク」という言葉の響きも大好きですから。
学習歴の長い方は、何かの引用や好きな文章を流暢におっしゃっていて、ああ、もっと自由に表現できるようになりたいなと思いました。
大勢なので、皆さんのお名前も覚え切れなかったんですが、それぞれのクラスの楽しい雰囲気も伝わってきて、いい食事会でした。
企画してくださったフランソワ先生にも感謝です。
2016年
12月
10日
土
日が暮れるのが早くなって、教室はどうしても夕方からですから、レッスンが始まるとすぐに暗くなってきてしまいます。
先日は「インフルエンザとノロに気をつけましょう」と書きましたが、この時期、レッスンの行き帰りも少し心配な季節。
今週は、中学生の坊ちゃんがレッスン時間になってもあらわれず、お家に電話したらお母様が「えっ、まだ着いていませんか」というお返事。
何と、自転車でこちらに来る途中で車と接触事故に遭っていました。
幸いかすり傷と自転車が少しへこんだ程度で済んだようですが、お母様も肝を冷やしたようです。
以前も中学生のお嬢さんが、やはり自転車でレッスンに来る途中で車と接触してしまったことがありました。
夕方は車も多く、みんな急いでいますから、気をつけないと危ないですね。
こんなこともあるので、レッスンの開始時間を10分ぐらい過ぎても生徒さんがみえないときは、必ずお電話することにしています。
お家との連絡を密にすることは、こういう意味でも大事なことだと思います。
皆さん、インフルエンザとノロと、そして事故にも気をつけましょうね。