2014年

3月

31日

フランス語きょうの表現

 

Il est aimé de tout le monde. 

 イレ テメ  ドゥ ト ル モンド

彼は、みんなから愛されている。

 

tout le mondeは、「世界じゅう」ですが、つまり「みんな」というぐらいの意味だそうです。 

今週は受け身の文章です。

 

次のレッスンまでに受け身の文章の否定形と過去形の作文が宿題です。 

頭の体操ですね(-“-)

 

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2014年

3月

30日

フィギュア使用曲

世界選手権が終わって、日本は男女とも金メダルで素晴らしいですね。

浅田真央ちゃんも、今回はショートプログラムで世界歴代最高得点だったそうで、快挙ですね。

 

このショートで使われたショパンのノクターン、演奏者はピレシュだそうです。

マリア・ジョアン・ピレシュ(1944~)

ポルトガルの女流ピアニストで、モーツァルトを得意としています。

いわゆるヴィルトオーゾタイプではなく、とても繊細で内省的な、美しい演奏で知られています。

ソチオリンピックの前に、真央ちゃんが自分の演奏のノクターンを選んだことを喜んでエールを寄せていました。

ソチでは残念だったけど、今回は喜んでいるんじゃないでしょうか。

 

ネットで表記の確認をしていたところ、面白いというか、恐ろしい映像を見つけました。

シャイーの指揮でオーケストラとモーツァルトのコンチェルトを演奏しているのですが、なんとオーケストラが演奏し始めた曲が、自分が弾く予定の曲と違ったのです。

 

頭を抱えるピレシュ。必死でシャイ―に「これは違う」と訴えるのですが、シャイ―は「昨シーズンも弾いたから弾けるでしょ」と手をとめてくれません。

覚悟したピレシュ、実に美しい音色で弾き始めます。映像は最初のほうだけですが、最後まで弾き切ったそうです。

7歳からこの曲は弾いていたそうですが、あり得ない話です。

 

ピアノを弾かない人は、ピアニストなら普通かと思わないでください(笑)

私もステージでいきなりライトが消えて死にそうになったり、伴奏で歌の人がいきなり次のページに飛んでしまって焦ったことがありますが、そんな比ではないですね。

 

弾き切ったピレシュ、さすがですね(拍手)

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2014年

3月

27日

マレー・ペライア②

録画してあったマレー・ペライアの演奏、やっと聴けました。

聴くなら落ち着いた時間にちゃんと聴きたいんですよね。

 

今回はこの前聴いたバッハやベートーヴェンのほかにシューマン、ショパンなど。

シューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」では、バッハやベートーヴェンとは違う、堂々たるヴィルトオーゾの面が見られました。

しかもそれでいて自然な佇まいでギラギラしていないというか。

どうだ、という演奏ではないんですね。

 

シューベルトの即興曲は、よく弾ける子なら小学生でも弾く曲ですが、弾く人が違うとこうも違うという証明ですね。

もちろん子供が一生懸命弾いているのも、それはそれで感動的なんですけど、ペライアが弾くと、一つ一つの音が命を持った宝石のようで、その連なりが生きて動いているんですね。

 

まさに呼吸そのもの、そして彼の体温が感じられる音でした。

繰り返し聴きたい名演です。

録画しておいて本当によかった。

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2014年

3月

21日

ホルショフスキ②

ホルショフスキが、どうしてあんなに高齢まで元気で素晴らしい演奏ができたのか、彼の長年の主治医は「音楽がすべてであること。そして若い学生たちとつき合いがあること」と答えています。「そして優秀な遺伝子を持っていること」と。

ここまでは生活環境と生物学的な要素ですね。

 

そしてテレビ番組の中では、慈恵医大の教授が、「ピアノを弾くことで脳全体をよく使っていること」と言っています。左脳は音程やリズム、強弱、右脳は情緒的な部分。ピアノを弾くことは、その両方をバランスよく使うんですね。そして、ピアノという楽器は、左右の手、10本の指をもよく使います。

軽い運動にもなりますね。難曲、大曲になるとかなり激しい運動です(笑)

これはピアノを弾くという行為から来る要素ですね。

 

バックハウスやルビンシュタインなど、概して一流のピアニストには長命で晩年まで活躍した人が多いようです。ホロビッツは一時、あれれ、という時期がありましたが、あれは睡眠薬のせいだったともいわれています。

 

いずれにしても、95歳のころのホルショフスキの演奏を聴いていると、この年齢まで元気でいられれば、次元は全く違いますが、私でももうちょっとは音楽がわかるようになって上手になれるかなと希望が湧いてきます。

 

 

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2014年

3月

19日

マレー・ペライア放送予定

先日、マレー・ペライアについて書きましたが、24日(月)早朝、BSプレミアムで放送があるようです。

先日のと同じ昨年10月24日、サントリーホールでのリサイタルの模様ですが、先日放送されたものとは違う曲も含まれているので録画しようと思います。

 

バッハ「フランス組曲」とベートーヴェン「熱情ソナタ」はダブっているのですが、今回はシューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」と、ショパン「即興曲2番」「スケルツォ2番」が含まれています。

楽しみです(*^_^*)

 

 

午前0時からの放送なんですが、前半は藤原歌劇団のオペラで、午前3時から4時50分までがマレー・ペライアとなっています。

録画しなきゃ無理ですよね(笑)

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2014年

3月

18日

ホルショフスキ

マレー・ペライアについての記事のところで、ホルショフスキの名前を出したので。

 

ミエチスラフ・ホルショフスキ(1892~1993)

ポーランド生まれ。母がショパンの直弟子ミクリに学んだピアニストだったそうです。

母の指導を受け、幼いころから神童と呼ばれていました。

得意なレパートリーは、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン等。

ソリストとしてだけでなく、チェロのカザルスの伴奏者としても知られ、ヴァイオリンのシュナイダーと3人でトリオを組んでも活躍しました。

 

初来日は、1987年、95歳のとき。お茶の水のカザルスホールの落成記念で2日間にわたってコンサートをしました。

1992年、カーネギーホールで百歳の記念のコンサートが予定されていましたが、直前でキャンセル。翌年、心臓麻痺で死去しました。

 

生前、テレビでも晩年のコンサートや密着取材の様子が放映され、演奏を聴きましたが、当時はほとんど目が見えなかったようですが、多少のミスタッチはあっても、若々しい感性で、まさに音楽の神髄のような演奏でした。

 

取材では、ビーチェ夫人の献身が印象深かったですね。まさに目になり杖になって、寄り添っていました。

 

2人が結婚したのは、ホルショフスキ89歳、ビーチェ(ベアトリーチェ)夫人48歳のとき。夫人もピアニストで、毎年ルツェルンの講習会でホルショフスキがレッスンをするときのアシスタントを務めたことが2人の絆を強めたようです。

 

私は、夫人がホルショフスキへの強い尊敬の念から、彼を支えたいという思いで結婚したのだと思っていました。もちろんそれも真実でしょうが、インタビューの中で夫人は、「プロポーズされた後、彼はアメリカ、私はイタリアへと別々にコンサートに向かったのですが、列車の中で本当に嬉しくて嬉しくて夢を見ているようでした」と、少女のように語っていました。

 

ホルショフスキは、ピアニストとしても、私生活でも幸せな人生だったでしょうね。

そして、聴く人たちも幸せにしてくれたのですから、まさに最高の生き方ですね。

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2014年

3月

15日

フランス語 きょうの表現

 

Ce livre-ci est aussi intéressant que ce livre-la. 

ス リーブルシ エ オッシ アンテレソン ク ス リーブルラ

この本は、あの本と同じくらい面白い。 

 

今月でやっと入門クラスを卒業して、4月から初級クラスです。 

半年で10回のレッスンなので、ゆっくりゆっくりです。 

おかげで何とかついていけてます(-_-;) 

 

フランソワ先生、4月から「バリ勝男クン。」のコマーシャルに出るそうです。 

「ワインにも合いますよ」的な?

コンサートの寸劇でショパンの役をやったことがあるとおっしゃっていたし、もはや静岡の外タレみたいですね(笑)

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2014年

3月

14日

きのうのレッスン

昨日みえた高校生のお嬢さん。

とても優しい性格で、お洒落にも気を遣える素敵なお嬢さんです。

 

小さいころに、よその音楽教室でちょっとピアノをやったことがあったそうですが、やめてしまって、妹さんがうちにみえるようになってから、中1でまた始めました。

なので、初歩からのリスタートでした。

 

実は中学では学校生活がうまくいかなかったのか、一時期元気がなくなってしまって、このままピアノもやめてしまうのではと心配した時期がありました。

ご両親も悩まれたと思います。

 

でも、結果的にはピアノが癒しになったようで、高校に入ってからは環境が変わったこともあり、今ではすっかり明るく元気になって、学校の伴奏を引き受けて弾くぐらい積極的になりました。

 

こういう人は繊細なんですよね。ピアノを弾く人は強さも必要だけど、同時に繊細な神経も必要です。そういう資質は大事にしたいと思います。

 

きのうのレッスンでは、ショパンのワルツを勉強しました。

彼女らしく音楽を楽しみながら着実に進歩しています。

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2014年

3月

10日

マレー・ペライア

マレー(マレイ)・ペライア(1947~)のDVDを聴いています。

東京の先生がNHKの「クラシック倶楽部」で放映されたものを録画してあって、DVDにして送ってくださいました。

バッハのフランス組曲やベートーヴェンの熱情ソナタなど。

とても自然で心に染みてくるような演奏で、心も耳も洗われるようです。

 

ペライアはユダヤ系アメリカ人で、百歳のピアニストとして知られたホルショフスキに師事していた時期もあったそうです。

ラドゥ・ルプーと親友で、レパートリーも重なるそうですが、私はもともとルプーが好きなので、ペライアの演奏を聴いていると、なるほど共通している部分があると思います。

どちらも奇をてらったりテクニックをひけらかすところがなく、温かく美しい音色が素直に情緒に訴えてくる感じがします。

 

先生はいつも「いい音楽を聴くことが大事」とおっしゃって、「東京のコンサートでもサントリーホールで弾くときは演奏者の意気込みが違うのよ」とおっしゃいますが、地方にいるとサントリーホールまではなかなか行けないので、まずはCDやテレビなどで聴けるだけでもと思います。

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2014年

3月

09日

ピアノとともに

金曜日にみえた小6のお嬢さん。

お母様から3月いっぱいで退会というお話がありました。

明るくてピアノが好きな、とてもいい子だったので、残念です。

連弾や学校の伴奏も楽しそうに弾いていました。

 

お家が遠くて、中学になると部活もあるので大変ということでした。

部活や塾との兼ね合いや、親御さんには経済的負担という問題もあるし、こちらとしては何とも言えません。

 

基礎が身について、これからいろいろな名曲に手が届こうというときですから、指導する立場としてはもったいないと思うんですけどね。

ピアノは本当は10年スパンぐらいで考えてじっくり取り組んでほしい楽器です。

一生かかっても弾き切れないぐらい数多くの素晴らしい曲がありますから。

 

でも、教室をやめてもピアノをやめる必要はないんですよね。

基礎は身についているので、自分で楽譜も読めるし、いつでも楽しめます。

大人になってからまた始める人もいるので、ずっとピアノと友達でいてほしいと思います。

 

お母さんからは、「妹(0歳)が少し大きくなったらまた」というお話もありました。

彼女の従姉もレッスンに来ているので、発表会のときなどにはまた遊びに来てほしいなと思っています。

 

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2014年

3月

05日

パリ・オペラ座②

オペラ座の売店で売っていたピン・ブローチです。

 

オペラ座って、いろいろ面白いエピソードがありますよね。

屋上で蜜蜂を飼っていて、その蜂蜜を売店で売っているとか。

ステージは客席方向に向かって少し下がるように傾斜がつけてあるとか。

客席から見えやすいようにということでしょうけど、バレリーナなんか踊りにくくないんでしょうか。

 

古い建物で構造も複雑なため、「オペラ座の怪人」の舞台としてはうってつけなんでしょうね。

 

 

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2014年

3月

03日

パリ・オペラ座

数年前に旅行したとき行ったパリ・オペラ座のロビーです。

素敵ですよね。

歴史ある建物もそうですが、やっぱり照明の効果も大きいですね。

光と影の対比というか。

 

じっと目を凝らすと、昏がりから怪人のマントの裾が見えませんか。

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2014年

3月

02日

フランス語 きょうの表現

フランス語のレッスンで、テキストを始める前に雑談から先生がちょっとした表現を教えてくださいます。

きのうはちょうど雨が降り始めたので。

 

Il commence à pleuvoir.      雨が降り始めました。

イル コマンス ア プルヴォワール

 

ちなみに、シンプルに「雨が降っています」は、Il pleut.(イル プル)

「もう降っていません」は、Il ne pleut plus.(イル ヌ プル プリュ)

 

同じお天気をあらわすにもいろんな表現があって、自然に使い分けるには慣れるしかないですね。

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