コンクール終了

寝不足の日々が続いたショパン・コンクールも昨日結果発表があり、終了しました。

日本人では反田恭平さんが2位受賞、小林愛実さんが4位受賞という快挙でした。

この結果には納得ですね。

反田さんは1位かも、と思いましたが、1位のブルース・シャオユー・リウも素晴らしい演奏で、結果発表が2時間も押したことを考えても僅差でもめたんじゃないかと思います。

結果は以下のとおり。ネットから貼り付けておきます。

 

1位 ブルース・シャオユー・リュー (カナダ)   Bruce (Xiaoyu) Liu 24 ファツィオリ

2位 反田恭平 (日本)   Kyohei Sorita 27 スタインウェイ479

2位 アレクサンデル・ガジェヴ(イタリア/スロベニア)    Alexander Gadjiev 26カワイ

3位 マルティン・ガルシア・ガルシア (スペイン)   Martin Garcia Garcia 24ファツィオリ

4位 小林愛実 (日本)   Aimi Kobayashi26 スタインウェイ479

4位 ヤコブ・コシュリク (ポーランド)   Jakub Kuszlik 24 スタインウェイ479

5位 レオノーラ・アルメッリーニ (イタリア)   Leonora Armellini 29 ファツィオリ

6位 JJジュン・リ・ブイ(カナダ)    J J Jun Li Bui 17 カワイ

 

マズルカ賞 ヤコブ・コシュリク Jakub Kuszlik(ポーランド)

コンツェルト賞 マルティン・ガルシア・ガルシア Martin Garcia Garcia(スペイン)

 ソナタ賞 アレクサンデル・ガジェヴ Alexander Gadjiev(イタリア/スロベニア)

 

私の注目していた2人のピアニストはファイナルに進めず3次までで消えてしまったので、私自身はファイナルは半分熱が冷めてしまったんですけど、それぞれ個性豊かで大変な熱演でした。

5年に1度のショパン・コンクールですが、今回はコロナで1年延びて行なわれたので、次回は4年後の2025年になります。

次はどんな才能あるピアニストがあらわれるんでしょうね。

小林さんは2度目の挑戦で入賞をつかみましたが、次々と若いピアニストがあらわれるので、2度目は年齢も上がるし、決して有利にははたらかないんですね。

私が注目していたニコライ・ホジャイノフも前々回のファイナリストでしたが、今回はファイナルに進めませんでした。

同じロシアからもう1人、エヴァ・ゲヴォルギアンという17歳の女性ピアニストが共に3次まで進出していて、この人がファイナリストに選ばれました。

かつてのニコライの立ち位置が取って代わられた感じですよね。

エヴァは結果的に入賞は逃しましたが、きっと次回また出てくるでしょうね。

4年後も本当に楽しみです。

今回の演奏は全てYouTubeのChopin Instituteのチャンネルにアーカイブが残っているので、聴き逃した演奏もまだまだ楽しめます。