コロナ渦で、オンラインレッスンというものが注目されています。
直接対面しないでできますから、確かに便利な面はありますよね。
マスクも必要ないですし。
それとは違う理由ですが、最近、他県に暮らしている孫にSkypeを使ってピアノのレッスンをしています。
近所のお教室に通っているようなのですが、どうもあまりはかどっていない様子なので、見かねて週に1回だけ、曜日と時間を決めて私が見ることにしました。
初めての試みだし、そんなに本格的に環境を整えたわけじゃないので、ぼちぼちです。
こちらはノートパソコン、向こうはアイパッドで手と鍵盤が映る位置に固定してやっています。
長所も短所もありますね。
遠く離れていますから、こういうものがなければ聴いてあげることもできなかったはずで、その点ではありがたい時代になりました。
半面、もどかしい点もたくさんあります。
ほんの少し音がずれたりするので、一緒に弾いたり拍子をとってあげるのが難しいです。
あと、姿勢や手の形を直してあげたくても手を添えることができません。
私が1フレーズ弾いてみせて真似させたり、言葉で指示してあげるくらいですが、なかなか伝わらないこともあります。
でも、本人は曜日と時間を決めたことでその気になっているようで、時間になると向こうから呼び出してきます。
嫌がってる様子もなく笑顔なので、いまのところ滑り出しはうまくいってるのかな。
まだ時間が少し長くなると飽きるようで、勝手に「じゃあ、おばあちゃん、バイバーイ」なんて言い出します。
「コラコラ」って言うんですけど、画面の向こうに手が伸びるわけじゃないので、大体そこまでですね。
でも、レッスンの後で少し会話したり、長男家族の様子もわかるので始めてよかったなと思っています。
いろいろ工夫していけば、今後、うちの教室にも生かせる場面もあるかもしれません。
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