発表会が終わって1週間お休みでしたが、今週から再開しました。
レッスン初日の生徒さんのお母さんに、発表会のお礼ということできれいな花束をいただきました。
色合いがいいですね。
例年、発表会の後はみんな集中と緊張の後で気が抜けてしまうのか、練習不足の生徒さんが多いんですが、今年はいつになくみんなちゃんと練習してあって、嬉しい驚きでした。
火曜日に見えたお嬢さんは、「ちゃんと発表会の次の日から練習したんだね。偉かったね」とほめたところ、「だって、発表会のときうまく弾けなかったから」という答え。
私から見ると、その前の出来具合から見て、決して悪くない出来だったと思うのですが、本人はもっと弾けるつもりでいたらしく(笑)。
そう言えば終演後にお母さんと挨拶に来てくれたときも、何だか仏頂面で横を向いていたんですが、そういうことだったんですね。
でも、満足できなくてこれから頑張ろうと思っているなら、なかなか見どころがあります。これからきっと上手になっていくでしょう。
長年ピアノにかかわってきて私自身が思うことなんですが、つまるところ自分自身の問題なんですね。人がどう思うかではなく。
自分が納得いく演奏だったのか、そうでなかったのか。
納得いかなかったなら言い訳するのも意味がないことだし、黙ってその思いを胸に秘めて次に向かえばいいと思います。
満足できなかったことが、必ずエネルギーになりますから。
ほかのお子さんも、発表会がいい刺激になったようで、みんな張り切って練習しています。
コロナ禍の状況で、いろいろ気苦労や迷いはありましたけど、発表会をやってよかったと感じています。
私も生徒さんと一緒にまた次に向かいます。
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