それぞれの道で

先週、夜寝るのが遅くなってしまったんですけど、夜中過ぎに何となくテレビをつけたら、BSプレミアムでフランス映画をやっていました。

映像がとてもきれいだったので、遅いとわかっていながら、ついつい引き込まれてしまいました。

途中で、「あ、これは昔読んだプルーストの小説の映画化されたものだ!」と気づき、さらに、「あ、アラン・ドロンが出てる!」なんて気づいてますます引き込まれ、とうとう最後まで見てしまいました。

そして、最後にエンドロールが流れているときに、さらに「!!!」という発見が。

 

「字幕 ~~」というところに、はっきりと見覚えのある名前が。

昔、幼稚園から高校までレッスンに来ていて、その後、外語大のフランス語に進んだ生徒さんの名前でした。

夜中の2時に目がパッチリ。

同姓同名ってあるかなあ、と頭の中がぐるぐる。

やっぱり確かめないと落ち着かないと、翌日、十数年ぶりにお母様にお電話してしまいました。

やっぱり間違いなく、その生徒さんでした。

まだ数は少ないけど、NHKで放映する映画の字幕をやらせてもらっているとのことでした。

お母様も「久し振りに先生の声が聞けて」と喜んでくださいました。

 

私ももう長いことピアノの指導をしているので、延べにすると数百人の生徒さんの指導をしていると思うんですが、卒業して地元を離れてしまうと、その後どうしているかわからない人も多いです。

音楽の道でなくても、こうやって活躍しているのを知ることができるのは、とても嬉しいことです。

 

私もフランス語を勉強しているので、フランス映画はなるべく吹き替えでなく字幕のものを見ようとしているのですが、これからまたフランス映画をテレビで見る楽しみが増えました。

もちろん、ちゃんとエンドロールまで見なくちゃね(^^♪