ピアノを弾く愉しみ

今年に入ってから、しばらく弾いていなかったショパンのエチュードをまた勉強したくなり、時間があれば毎日弾いています。

ショパンのエチュードは作品10の12曲と作品25の12曲、それに遺作のエチュードもあるのですが、難易度の差こそあれ、いずれもテクニックを鍛えるためだけにとどまらず、芸術性の高い名曲揃いで、勉強しがいがあります。

 

先日も書いたNHKで放映中のアニメ「ピアノの森」でも、最初のところでショパンのエチュード作品10の1番が流れていますね。

 

ピアノは「小さなオーケストラ」といわれるくらい、一人で何役もできるので、多くの作曲家がたくさんの曲を書いていて、一生かかっても弾き切れないぐらい数多くの名曲があります。

これからこの曲も弾いてみたい、昔弾いたあの曲ももう一度勉強したい、とかいろいろ考えを巡らせていると、それだけで楽しい気持ちになります。

ピアノを学んできてよかったなとも思いますし、音大に進学させてくれた両親にも改めて感謝です。

もちろん私にとってピアノが生きがいになっていることを両親は充分わかっていたと思いますが、生前にもっと言葉に出して感謝の気持ちを伝えるべきだったなと。

 

これからの人生、ピアノ教室の生徒さんの日々の成長も楽しみですし、私自身が弾き続けていくことにおいても、愉しみがいっぱいです。