教室の玄関横の前庭に植えてある沈丁花の花が、今年もほころび始めました。
花自体は派手ではないけど、その馥郁たる香りで、存在を強く印象づけます。
とても丈夫で虫もつかず、手をかけていないのに素晴らしい香りのプレゼントをくれる、私にはぴったりの花です。
この花が匂い始めると、ああ、春が来たなと嬉しくなるんですね。
きょうは2週間ぶりのフランス語のレッスン日でした。
先日、両替町の「かきセンター」に行ってきたので、日記に書いて先生に見ていただいたんですが、意外な知識を得ることができました。
生牡蠣のことを、文字通り“des huîtres crues(デ・ユイットル・クリュ 生の牡蠣)”と書いたんですが、先生がおっしゃるには、フランスでは牡蠣は生でしか食べないので、「生の牡蠣」という言い方はないそうです。
あえて言うなら、“des huîtres fraîches(デ・ユイットル・フレッシュ 新鮮な牡蠣)”が正しいのだそうで、「へえー」という知識でした。
魚介を生で食べるのは、むしろ日本が専売特許じゃないかと思っていましたが、フランスでは生でしか牡蠣を食べないって驚きです。
牡蠣フライとか牡蠣御飯とか、おいしいのにね。
そう言えば、パリに行って牡蠣で有名なレストランに行ったとき、確かにメニューに生牡蠣しかありませんでした。
そのときは不思議に思わなかったのも不思議。
「かきセンター」でフランス産の生の白ワインをいただいたんですが、それも日記に書いたら、フランソワ先生に「生の白ワインって何ですか?」と聞かれてしまいました。
ネットで調べたら「無殺菌・無濾過のワイン」と出ていましたが、フランスでも一般にはあまり出回っていないんでしょうか。
やわらかくてフレッシュな味わいでおいしかったです。
こんなお話ができて、ちょっとした文化交流ができるのも、フランス語のレッスンを受けている楽しみの1つです。
もっと上達すれば、なおいいんですけどね^_^;
ピアノと同じで「継続は力」と思って、息が切れないぐらいのペースで勉強しています。
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