前向きに

8月の発表会に向けて、やっと全員が前を向いて歩き始めた実感があります。

まだまだ順調とは言えない生徒さんもいますけど、とにかく弾けるようにしなきゃ、という気持ちにはなってきたかな。

ここまでが結構大変なんですね。横を向いてる子、後ろを向いてる子、立ち止まっている子…(笑)

前を向いて歩いたり走ったりしている子は、いくらでも上手にしてあげられるんだけど、そうじゃない子は、まずは前を向かせるのが大変。

 

この時期になると、毎年、お教室の後ろの壁にプログラムの原稿を貼り出します。

暗譜ができて大体できてきた人には赤いシールを貼ります。

ここでやっとみんな発表会モードになって、スイッチが入るんですね。

そして、3週間前にみんなで教室に集まって第1回目のリハーサル。

このとき荒削りでも暗譜で弾ければ、大体大丈夫。

あとは完成度を高めていくうちに、単に間違えずに正確にというだけではなく、表現に目を向けたり、だんだんその子らしい個性が出てきます。

 

このころの集中力が1年を通じて続けば、みんなびっくりするくらい上手になると思うんですけどね。

でも、発表会を機会に、子供たちがとても成長するのは確かです。

ご家族にとっても、お子さんの1年の成長を確認できる機会ですね。

今年もいい発表会にしたいと思います。