掛川城

爽やかに晴れわたった昨日、いつものお仲間とウォーキングに出掛けました。

今回の目的地は掛川城と資生堂アートハウス。

私は資生堂アートハウスは以前にも行ったことがありますが、掛川城は初めてでした。

この掛川城も、今回の熊本城のように、2度も大地震で倒壊しているんですね。

1回目は慶長9年(1604年)で、このときは後に再建されましたが、安政元年(1854年)の大地震で再び倒壊し、そのままになっていたそうですが、1994年に掛川市や有志の協力により、この現在の天守閣が再建されました。

2006年には日本100名城に選ばれたそうです。

まだ新しいので、少しきれい過ぎるくらいですね。

 

築城主は朝比奈泰煕、後に山内一豊が大規模な改修をしました。

山内一豊といえば、司馬遼太郎の「功名が辻」ですね。NHKの大河ドラマにもなりました。

天守閣から臨む二ノ丸御殿。

お殿様はこの御殿で暮らしていらっしゃったんですね。

城主は主な殿様だけで朝比奈氏、山内氏、太田氏と、移り変わりがあったようです。

この御殿は1861年に再建されたもので、国の重要文化財です。

年代も古いので、内部もとても趣きのある建物でした。

二ノ丸御殿のお座敷から眺める天守閣。

画面中央のちょっと上あたりに忍者がいるのが見えますか?

左のほうには鯉幟が翻っています。

二ノ丸御殿に陳列されていた品々です。

見事な螺鈿細工の鞍や火縄銃、鎧兜、精緻な刺繍を施した打掛、そして大名行列のフィギュア。行列はもっともっと長かったんですが、カメラに収まり切れないので一部だけです。

ほかにも多くの展示品があって、見ごたえがありました。

 

この後、近くで昼食をとって資生堂アートハウスまで移動。掛川城は駅北口から徒歩7分、資生堂アートハウスへは南口から徒歩25分。私たちのウォーキングにはちょうどいいくらいの距離でした。

アートハウスについては以前に行ったときにここのブログでご紹介したので、割愛します。

メンバーの中に本格的に水彩画を描いている方がいるので、アートハウスに展示されていた水彩画がとてもよかったと喜んでいらっしゃいました。

行くたびに展示品が入れ替わるので、何度訪れてもいい美術館だと思います。

 

メンバーのスマホの万歩計では、1万2,000歩ほど歩いたことになっていました。

たくさん歩いた後は、もちろんビールで乾杯です。

お天気にも恵まれ、最高の一日でした。