録画したままになっていたN響コンサート、フランスの若手ピアニスト、ベルトラン・シュマユ(1981~ )をソリストに迎えての演奏を聴きました。
J’ai écouté une exécution du pianiste français Bertrand Chamayou à la télé.
平日のお昼は1人なので、食事しながら音楽を聴いたり、語学の勉強もしたり、私にとってはとてもいい時間です。
曲目は、シューマンのピアノ協奏曲イ短調作品54。
Le programme était un concerto de Shumann.
この曲聴くの久し振りでした。
名曲です。
シュマユの演奏を聴くのは初めてでした。
テクニックもあるし、音楽性にも優れ、繊細な表現もできるし、欠点のないピアニストという感じ。
バランスがよく、コントロールのきいた品のよい演奏をするピアニストだなという感想です。
Je pense qu'il est un très bon pianiste.
Il a de la technique et un beau son,et il est musical.
反面、何というか、あえて言えばちょっと食い足りない感じ?
演奏の前のインタビューで、「シューマンの憂鬱で尋常でない精神状態に近づくのは僕には努力が要る」というような表現をしていたんですが、そういうことかなと。
Mais ce n'etait pas satisfaisant.
Sa nature est différente de Shumann.
でも、シュマユがとてもいいピアニストであることに間違いはないと思うので、できればラヴェルなどのフランス音楽を弾くのを聴いてみたいと思いました。
ドイツ・ロマン派の世界よりは、そちらのほうがいいんじゃないかと、これは私の勝手な想像ですが。
Je pense qu'il est convenable pour Ravel que Shumann.
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