浜松国際ピアノコンクール③

コンクールも昨日、本選2日目と受賞者発表があって、盛会のうちに終了したようですね。

1位は、イタリア出身のアレクサンデル・ガジェヴ(Alexander Gadjev)さん。

まだ20歳だそうです。


お昼にコンクールのホームページから、オンデマンドで本選のプロコフィエフの3番の協奏曲を聴きました。

素晴らしかったですね。

ほかの方のをまだよく聴いていないのですが、彼が1位なのは大いに納得です。

聴衆賞も受賞したようですから、審査員のみならず聴衆の心もつかんだということですね。

リズムもタッチもすごいキレで、エネルギッシュで爽快。

とても面白く聴けました。


3次での演奏も聴いてみましたが、モーツァルトのピアノ四重奏曲も、ベートーヴェンやシューマンもよかったけど、最後のストラビンスキーの「ペトルーシュカ」がやはり秀逸で、近代・現代曲が得意なのかなと思いました。


きょうの夜は浜松で受賞者によるコンサートがあるそうで、明日は東京でもコンサート。

本当にタフで情熱がないと、できないことですね。


ホームページからは、1月31日まで、1次予選からきょうのコンサートまで全ての演奏が視聴できるそうです。

まだまだしばらく楽しめそうです。

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コメント: 2
  • #1

    かりんとう (火曜日, 08 12月 2015 17:04)

    ニュースで浜松にこのような素晴らしいコンサートが何年か前から催されているのは知っておりました。
    私は、ピアノや音楽などにも精通はしていませんが、
    美しいものにはあこがれますし、感動致します。
    月をまたがり「ピアノコンクール」のブログ記事を読みました。
    難しい事も書いてありましたが、それを読むのも楽しかったです・・・♪
    私の周りでは聞けない知らない世界・・・

  • #2

    takeuchi (火曜日, 08 12月 2015 21:53)

    かりんとうさん
    日ごろ親しんでいる世界でないと、何かのきっかけがないと接点がないかもしれませんね。
    でも、私も今回コンクールの場に居合わせてみて、その場の空気や、真剣に挑戦している若いピアニストたちのエネルギーに感動しました。
    せっかく同じ県内で開催されているのですから、聴かないと損だなと思いました。