資生堂アートハウス SHISEIDO ART HOUSE

久しぶりに掛川市にある資生堂アートハウスと企業資料館に、お友達と行ってきました。

これはアートハウスの前にあるモニュメント。ゆっくりゆっくり回っているので、形の見え方が変化してゆきます。


すぐ横を新幹線も通っていく場所です。


資料館(SHISEIDO CORPORATE MUSEUM)も隣接していて、資生堂の歴史を、ポスターや化粧品の容器のデザインなどで見ることができます。

当然のことながら館内は撮影できないので、左がアートハウスのパンフレット、右が資料館のパンフレットです。

アートハウスでは、いまは常設のもののほかに版画展をやっています。


「出品作家は、現代美術の分野で活躍する李 禹煥、百瀬 寿、青木野枝、舟越 桂を始め、版画家として世界的な評価を受けた浜口陽三、駒井哲郎、池田満寿夫。また、日本画家でありながら意欲的な創作版画の数々を発表した髙山辰雄、浮世絵の流れを汲む小村雪岱原画による木版画。また、サルバドール・ダリやジャコモ・マンズーなど、海外の作家の作品も揃います。」


ということで、それぞれ個性的な作家の作品が並んでいました。手法も木版画からリトグラフ、シルクスクリーンなど。幾つかの手法を組み合わせたものもありました。

自分で版画を手掛ける人なら、より楽しめるんでしょうけど、残念ながら学校美術の木版ぐらいしか経験がないので、それぞれの味わいを楽しむくらいです。


私は、百瀬寿のシルクスクリーンを用いた色彩のグラデーションの作品が美しくて引き込まれました。

百瀬寿さんって同姓同名のイラストレーターがいます?

私にはわからないんだけど、「ヴァンガード」とかいう。

左はアートハウスで買ったポストカード、右の2枚は資料館で買ったポストカードです。

素敵ですよね。

資料館の明治時代からのポスターや香水や化粧品の容器デザインも、それぞれの時代のデザイナーのセンスに溢れています。


香水の香りを当てるクイズなんかもできて、楽しかったです。


そして何と言っても素晴らしいのは、どちらの施設も、入場無料

資生堂さん、太っ腹ですね。


アートハウスは特設展ごとに違うものが観られるし、何度でも訪れたい施設です。

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コメント: 4
  • #1

    かりんとう (月曜日, 18 5月 2015 17:50)

    掛川に資生堂アートハウスがあるのは知っていました。
    以前から気になっている施設です♪
    掛川駅から、路線バスがあるのでしょうか?
    タクシーになるのでしょうか?

  • #2

    takeuchi (月曜日, 18 5月 2015 18:10)

    かりんとうさん

    書いているうちにコメントが届くという素早さ(笑)
    掛川駅から歩くとやっぱりちょっとありそうです。
    車ならすぐに感じるんだけど。
    タクシーならワンメーターぐらいじゃないでしょうか。

  • #3

    かりんとう (火曜日, 19 5月 2015 20:55)

    車で行かれたのですね。私の場合、掛川駅からタクシー利用になるかな。
    こんなに雰囲気のあるところだとは、知りませんでした。
    詳しいブログ内容で、楽しいです♪
    『是非行きたい!』と思うようになりました。
    ありがとうございます♪
    『ポストカード』ほんとに素敵です。

  • #4

    takeuchi (火曜日, 19 5月 2015 23:14)

    かりんとうさん

    資生堂アートハウスは、何と言っても商業主義じゃないところが潔いですね。
    有料にしたりショップで化粧品も売れば儲かりそうなのに、そういう商品は一切置いてありません。
    観光客を呼び込むわけでもなし、いつでも静かに美術品や雰囲気を楽しむことができます。