2月3日。
そう、節分ですね。
お豆買ってきましたよ。
でも、もう1つ。
メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn Bartholdy 1809~1847)の生まれた日です。
メンデルスゾーンはユダヤ系の銀行家の子供として生まれ、俗に言う「銀の匙をくわえて生まれてきた」という裕福な環境で育ちました。
同じ時代に生まれながら生涯貧乏で五線紙も買えなかったシューベルト(1797~1828)とは対照的ですね。同じロマン派の作曲家なんですが。
メンデルスゾーンはモーツァルトに匹敵するぐらいの神童だったそうですが、どちらかというと保守的で、あまり革新的なことを好まなかったので、素晴らしい才能の割には評価がいまひとつといわれたりもします。
やっぱり歴史的には、時代を変えたような人のほうが評価されるのは仕方ないんでしょうか。
でも、だれでも聴いたら忘れられないようなヴァイオリン協奏曲ホ短調や、スコットランド交響曲(3番)、イタリア交響曲(4番)など、数々の名曲を残しています。
ピアノ学習者には、何といっても「無言歌集」ですね。
小品6曲が8集で出来ているこの曲集の中には「春の歌」「紡ぎ歌」「狩の歌」など、有名な曲が含まれていて、中級レベルでこれからロマン派の勉強をしようという人の入り口として、愛され、よく演奏されています。
「ロンド・カプリチオーソ」や「厳格な変奏曲」もよく演奏されますね。
それにしても、貧しかったシューベルトも、裕福だったメンデルスゾーンも、命が短いですね。
モーツァルトもショパンも、短い一生の間に、どうしてあれほどの名曲の数々を残せたのかと、改めて驚かされます。
…きょう私は幾つの豆を食べたらいんでしょう(-_-;)
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