きょうは発表会の1回目のリハーサルをしました。
毎年、発表会の3週間前に教室のレッスン室に集まって、まず第1回目のリハーサルをします。
「えっ、そんなに早く?」と思われる人もいるかもしれませんが、この日までに暗譜して人前で弾けるようにするのが最初の目標なんですね。
このときに、多少荒削りでも一応弾ければ、軌道に乗っているということです。
そして、本番の1週間か10日前に会場で2回目のリハーサルです。
これは会場の音響や雰囲気、ピアノの響き、タッチを確認するためです。
それから本番までの間に調整していきます。
発表会当日にリハーサルをすると、子供たちの体力や集中力が本番までもたないんです。
緊張状態が続くと、とても疲れるんですね。
そして、そのときうまく弾けなかったり音を忘れてしまうと、ほんとに焦って負のスパイラルに陥ります(笑)
発表会までのこのスケジュールは最初からよく言ってあるんですけど、毎年必ず暗譜が間に合わない子が出るんですね。
今回も、水曜日のレッスンのときに楽譜を見ても弾けない子がいて、きのうになって、やっぱり心配だから呼び出して補講をしようと電話しても、だれも出ず。
夜になってお母さんが出たのですが、本人は朝から友達と遊びに出かけてまだ帰ってこないという(>_<)
仕方なく、きょう朝から呼び出して4小節ずつ暗譜させ、「リハーサルの3時までには弾けるようにしてくるのよ」と言って帰したのですが、結果がどうだったかというと、リハーサルのときは相当違うストーリーになっていて、今どこを弾いているつもりなのか、私にもわからず(-_-;)
最後に残してまた補講の続きでした。
何とかわかりかけたと思うんですが、家でこの後、どんなふうに弾いているか、全く保証がありません。
本人はおとなしくてふんわりしたいい子で、なんだか怒る気にもなれず。
「きのう一日遊びに行っていて、何とも思わなかったの?」と聞いたら、「頭の中にピアノのことはありました」だって(^_^;)
「プログラムに名前が出たら、責任があるのよ。あなたの弾く曲を聴きたくて来てくれるお客さんもあるかもしれないね」という話をしたら、「はい」と素直に頷いてはいました。
どれくらい届いたかはわかりませんが、ただただ本番の無事を祈るばかりです。
コメントをお書きください
山登帆乃花 (日曜日, 10 8月 2014 17:56)
ピアノの発表会が近づいてきました☆楽譜無しでも、 強弱が、注意して弾けるように、練習しています♪
台風が、早くいくといいですね(●^o^●)
takeuchi (日曜日, 10 8月 2014 20:58)
帆乃花さん
コメントありがとうございます。
ただ弾くだけじゃなくて、曲の魅力が伝わるように、そして自分の表現ができるところまでを目指したいですね。
連弾もみんなが楽しい気持ちになれるように、それにはまず弾く2人が楽しく演奏したいですね。