名言

死ぬということはモーツァルトを聴けなくなることだ

         (アルベルト・アインシュタイン)

 

大いに納得です。

 

ところがこの名言、ややこしくて、まずアルベルト・シュバイツァーと間違えそうになる。シュバイツァーは医者であり哲学者であり、オルガニストでしたよね。

そうじゃなくてアインシュタインのほうだった、となるのですが、このアインシュタインもあの物理学者のアルベルト・アインシュタインと音楽学者のアルフレート・アインシュタインがいるんですね。従兄弟だとかそうでないとか。

日本ではよく知られている名言なんですが、どうも出典がはっきりしないんです。

やっぱりアルベルトのほうでいいらしいのですが、あくまで「らしい」なんです。

 

でも、いずれにしてもモーツァルト好きにとっては激しく同意できる名言です。

数々の名曲がありますが、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」とか、ピアノ・コンチェルトK.488の第2楽章とか、まさに天上の音楽としか思えません。

 

自分のお葬式にはモーツァルトの「レクイエム」を、と思う人も多いようですが、私はむしろ最期のときにK.488の第2楽章が流れていたら、ふわりと魂が浮かんで天国に連れていかれる気がすると思うのです。

 

本当に行けるかどうかは、もちろん保証の限りではありません(笑)

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コメント: 2
  • #1

    駿 (日曜日, 26 1月 2014 19:24)

    ややこしいですね。

    私は、モーツアルトの優しさも捨てがたいのですが、今のところ、ベートーヴェンの情熱に惹かれています。まだ、若いと言うことでしょうか、精神的には。

    自分の葬儀には「英雄」の第2楽章を、と思っています。

    素人がプロに口幅ったいことを申し上げました。

  • #2

    takeuchi (月曜日, 27 1月 2014 10:09)

    コメントありがとうございます。
    確かに駿さんには、モーツァルトよりベートーヴェンのほうがお似合いのような気がします。「英雄」の2楽章もいいですよね。
    私はモーツァルトの軽みで重力から解き放ってもらわないと、天国に行けない気がするので(笑)