2024年
9月
29日
日
昨日、静岡音楽館AOIで今年度の発表会を開催しました。
昨年はホールでしたが、今年は7Fの講堂です。
前半はピアノ独奏、後半は連弾、最後に例年どおり私も弾かせていただきました。
丈の長いドレスのお嬢さんのはお母さまの手づくりだそうで、3回目の発表会ですが、毎年手づくりされています。
小さいお子さんから始まってシニアの男性まで、それぞれ1年間の成果を見せてくれました。
連弾は、姉妹の連弾、母子の連弾、同じ曜日に来ている中学生の男子・女子の連弾と、とても楽しい演奏になりました。
連弾のお母さんたちはピアノ経験のある方たちですが、お子さんと一緒に年に1回、こういうちょっと緊張感のある機会もいいんじゃないでしょうか。
ソロも含め、全体にいい出来だったと思います。選曲もよかったと、これは私の自画自賛ですが(笑)
シニアの男性はいつもご自分で曲を選んでレッスンに持ってこられるので、大好きな曲が弾けて皆さんにも拍手がもらえて、よかったんじゃないかと思います。
終演後はそれぞれご家族でとか、お友達同士でとか、お部屋のあちこちで写真撮影大会になっていて、皆さん笑顔で幸せな空間になっていました。
また来年、さらにいい発表会ができるよう、生徒さんたちと努力していきたいと思います。
2024年
9月
01日
日
発表会が近づいてきました。
今週末には教室で1回目のリハーサルをするので、生徒さんたちも気が引き締まってきたところだと思います。もう1回会場でのリハーサルもやるんですが、この時期に1回やっておかないとスイッチが入らないんですよね。
この辺の小中学校ではもう夏休みも終わり、宿題の提出も済んだころだと思います。
9月に発表会をやるのは、夏休みの間に充分練習して準備ができるようにということなんですが、狙いどおり順調に進んでいるお子さんも、まだちょっとというお子さんもいます。
私も、いまはそれぞれのできないところを重点的にレッスンしています。
この前書いたオリンピックも閉幕し、いまはパラリンピックの選手たちが熱い戦いを繰り広げていますね。
オリンピックは感動もあり炎上もありで、なかなか刺激的でした。
開・閉会式もすべて見てないので、後で報道や動画で知ったことも多かったのですが、どうしても気になったのはピアノの扱いです。
ピアノを宙づりにしたりピアノの上に土足で上がって踊ったり、雨が降りしきる中での演奏とか、ピアノを燃やす演出まであったそうで、驚くと同時になんで?という疑問が。
一説によると、フランス人にとってはピアノはブルジョワのものというイメージがあるそうで、権威に立ち向かうというフランス人の気質もあるのかもしれません。
民衆の力で革命を成し遂げたとか、ナチス占領下のパリでレジスタンス活動によって自分たちの街を取り戻したとか、そういう誇りもあるのでしょうか。フランス国家も歌詞を知ると敵の血で大地を潤すとか、なかなか激しい内容です。
きちんと組織立って秩序を守り、コロナの真っただ中にも関わらず安全・安心に開催し、幕を閉じた東京大会と比べると、国や国民性の違い、カルチャーのギャップも感じたオリンピックでした。
進行中のパラリンピックの内容や、閉会式では何が起こるのかも、気になるところではあります。